2019年01月24日
イベント:東三河職業訓練展と吉田城本丸御殿模型等展示会のご案内(再)
今週末、1/26(土)・27(日)に、職業訓練法人 豊橋共同職業訓練協会様の主催で「第9回 東三河職業訓練展」が開催されます。
「ものづくり体験教室」の他、餅つき体験、展示即売、抽選会などもあります。
会場は豊橋市前田南地区体育館(豊橋市前田南町)です。
東三河職業訓練展についての問い合わせは、豊橋共同職業訓練協会へお願いいたします。
(豊橋市:http://www.city.toyohashi.lg.jp/item/63208.htm)


本会もコーヒーサービスで協力いたします
職業訓練展会場のお隣 豊橋市職業訓練センター1階で、本会会員竹本氏が制作した吉田城本丸御殿模型、及び、故杉浦氏制作の吉田城等の木工クラフトの他、城ペーパークラフトの展示会を開催させていただきますので、こちらにもお寄りください。
尚、木工クラフト・ペーパークラフト(組み立て前)を希望者に進呈(応募多数の場合は抽選)予定ですが、(大人の事情で)抽選会( 東三河職業訓練展と同じ会場・同じ時間)の時に居られる方のみ対象とさせていただきますので、ご了承ください。
「吉田城本丸御殿」について、簡単な補足
吉田城には御殿と云われる建物が2つ有り、昨年末に発掘が行われていた二の丸(現在の美術博物館西)にあった二の丸御殿と、本丸(本丸広場)に建っていた本丸御殿です。
二の丸御殿は藩主の公邸と藩政を行う役所に相当する御殿で、幕末までありました。
本丸御殿は、将軍の上洛(江戸から京都に行く)の際に宿泊する将軍専用の宿泊施設でした。

吉田城本丸御殿が建っていた吉田城本丸

本丸御殿跡の石碑(鉄櫓前の巨木「イスノキ」南付近にあります)
本丸御殿は元和8年(1622)に完成したと云われ、2代将軍徳川秀忠、3代将軍徳川家光が利用したと思われます。しかし、宝永4年(1707)に起こった大地震(宝永地震)により倒壊し、それ以降は建て直されることはありませんでした。
宝永地震の後に本丸御殿の破損状況を記録した絵図が残されており、これにより本丸御殿の規模をうかがい知ることができますが、姿を記録する絵図等は現在発見されておらず、正確な姿はわかっていません。

吉田城本丸御殿(模式図)
竹本氏が制作したものは、その吉田城本丸御殿ですが姿がわかる史料がないため、名古屋城本丸御殿の他、これまで作成した寺社建築模型などを参考に作成されたとのことです。
私の私見ですが、竹本氏の模型の特徴は本職の建築業で使っている材料・工具を使い作成されているため大型で木組みの部分(軒の裏側など)は魅力的です。しかし、模型が大きいとはいっても視線が屋根より高くなるので、覗き込まないと軒の裏側は見えないので、ぜひ覗き込んで見ていただきたいと思います。

模型の軒裏
公開時には製作者もいらっしゃいますので、制作のことなどのお話も伺える予定です。
スタッフ個人の感想・意見です。会を代表するものではありません
吉田城復元築城をめざす会 HPはこちら
https://yoshidajyou-toyohashi.jimdo.com/
また、来月2月6日(水)に講座「豊橋の城館」を開催します。今回は豊橋市二川本陣資料館の学芸員をお迎えしてお話しいただきます。
詳細は講座の案内:2/6「豊橋の城館」を開催します
「ものづくり体験教室」の他、餅つき体験、展示即売、抽選会などもあります。
会場は豊橋市前田南地区体育館(豊橋市前田南町)です。
東三河職業訓練展についての問い合わせは、豊橋共同職業訓練協会へお願いいたします。
(豊橋市:http://www.city.toyohashi.lg.jp/item/63208.htm)


本会もコーヒーサービスで協力いたします
職業訓練展会場のお隣 豊橋市職業訓練センター1階で、本会会員竹本氏が制作した吉田城本丸御殿模型、及び、故杉浦氏制作の吉田城等の木工クラフトの他、城ペーパークラフトの展示会を開催させていただきますので、こちらにもお寄りください。
尚、木工クラフト・ペーパークラフト(組み立て前)を希望者に進呈(応募多数の場合は抽選)予定ですが、(大人の事情で)抽選会( 東三河職業訓練展と同じ会場・同じ時間)の時に居られる方のみ対象とさせていただきますので、ご了承ください。
「吉田城本丸御殿」について、簡単な補足
吉田城には御殿と云われる建物が2つ有り、昨年末に発掘が行われていた二の丸(現在の美術博物館西)にあった二の丸御殿と、本丸(本丸広場)に建っていた本丸御殿です。
二の丸御殿は藩主の公邸と藩政を行う役所に相当する御殿で、幕末までありました。
本丸御殿は、将軍の上洛(江戸から京都に行く)の際に宿泊する将軍専用の宿泊施設でした。

吉田城本丸御殿が建っていた吉田城本丸

本丸御殿跡の石碑(鉄櫓前の巨木「イスノキ」南付近にあります)
本丸御殿は元和8年(1622)に完成したと云われ、2代将軍徳川秀忠、3代将軍徳川家光が利用したと思われます。しかし、宝永4年(1707)に起こった大地震(宝永地震)により倒壊し、それ以降は建て直されることはありませんでした。
宝永地震の後に本丸御殿の破損状況を記録した絵図が残されており、これにより本丸御殿の規模をうかがい知ることができますが、姿を記録する絵図等は現在発見されておらず、正確な姿はわかっていません。

吉田城本丸御殿(模式図)
竹本氏が制作したものは、その吉田城本丸御殿ですが姿がわかる史料がないため、名古屋城本丸御殿の他、これまで作成した寺社建築模型などを参考に作成されたとのことです。
私の私見ですが、竹本氏の模型の特徴は本職の建築業で使っている材料・工具を使い作成されているため大型で木組みの部分(軒の裏側など)は魅力的です。しかし、模型が大きいとはいっても視線が屋根より高くなるので、覗き込まないと軒の裏側は見えないので、ぜひ覗き込んで見ていただきたいと思います。

模型の軒裏
公開時には製作者もいらっしゃいますので、制作のことなどのお話も伺える予定です。
スタッフ個人の感想・意見です。会を代表するものではありません
吉田城復元築城をめざす会 HPはこちら
https://yoshidajyou-toyohashi.jimdo.com/
また、来月2月6日(水)に講座「豊橋の城館」を開催します。今回は豊橋市二川本陣資料館の学芸員をお迎えしてお話しいただきます。
詳細は講座の案内:2/6「豊橋の城館」を開催します